キャッシング用語

いつか満天の星空の下で

     copyright ©2003 -2018いつか満天の星空の下で all rights reserved

夕暮れの風に

もしも風になれるなら
あなたの頬に触れる夕暮れの風に

人知れず流す涙をさらい
遥かな空へ運んでいける

どこか懐かしい茜の色に
きっと少しは癒されるから


わたしが風になれるなら
あなたの髪を梳く涼やかな風に

草臥れて立ち止まったとき
心地よく汗が乾くくらいの

夏草と奏でる爽やかな
気づかれぬほどの夕風に



別窓 | 心の中の宝箱 | ∧top | under∨

優しい雨の小夜曲

ポツンポツンと落ちてくる
いつか堪えた哀しみか

暗がりの中に紛れ込み
気紛れな雨を装って
ひとりの夜に降りてくる

街のはずれの公園に
濡れて錆びれたブランコは
切ない記憶の忘れ物

心の中に響くのは
奏でるしずくの小夜曲

誰かが迎えにくるような
明かりの滲む雨の夜に


別窓 | 真夜中の散歩道 | ∧top | under∨

夜空の雲

夜空の雲は人知れず
静かに流れてゆくのです
星の光を身にまとい
眠る街並みに手を振って
微笑みながらゆくのです

夜空の雲は遥かなる
大地を目指してゆくのです
群青色に染まる夜も
月の明かりが届くよう
とぎれとぎれになりながら

目立たぬ雲は千切れても
果てしない空をゆくのです
夜毎捧げる人々の
祈りを強く抱きながら
















別窓 | 心の中の宝箱 | ∧top | under∨
| いつか満天の星空の下で | NEXT