キャッシング用語

いつか満天の星空の下で

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人形のワルツ

人々が眠りに就いた頃
動き始める人形の夜

涙に染まった青い目と
少女の好きな赤い服

細いヒールの靴を脱ぎ
ブロンズの髪を靡かせて
いつか遊んでくれた日の
ワルツをひとり踊りましょう

古びたチェストの晴れ舞台
舞い散る埃の紙吹雪

思い出置き場の棚の上
あの子の笑顔を胸に抱き

誰も知らない真夜中の
主を亡くした部屋の隅
月の光に抱かれて
ワルツをひとり踊りましょう









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風のささやき

風がゆく
ふるさへ続く空のもと

掌になり頬に触れ
見せない涙も浚うよう


風がゆく
茜に染まる夕暮れに

立ち竦む心に微笑んで
そっと手を差し伸べながら


風はゆく
明日へ向かう空のもと

歩き始めた旅人の
肩先に手を添えるよう

もう大丈夫
大丈夫だよと囁いて

広大な空を翔けてゆく


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三日月の夜

どこまで歩いてきたのだろう
君とはぐれたこの道を
振り返っても幻の
遥かな山があるばかり

何を求めていたのだろう
強がりばかりの遠い日の
空に浮かんだ三日月は
涙の海に揺れていた

どこまで歩いてゆけるだろう
肩幅ばかりの細道を
月の光に照らされて
またこの先の夢を見て

告げてはいないサヨナラを
宙の小舟に託そうか
ほんのり灯る三日月の
優しさにそっと手を合わせ

迷うことなくゆけるよう
惑うことなくゆけるよう













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