キャッシング用語

いつか満天の星空の下で

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祝福の陰に

水面に揺れる花びらは
夕べの宴(うたげ)の名残です
空が明けゆく春の森
白い光に抱かれて
撒かれた舟はゆくのです

泉に小さな弧を描き
誰かの涙を運んでは
最後にそっと微笑んで
水の光になるのです

いつか思い出になるために






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枯れ葉

風と戯れひらひらと
冬の野道に舞い踊る
空に放たれたひとひらよ
遠く遠くへゆきなさい

誰も追ってはこないから
おまえの心の思うまま

自由な空に悠々と

美しく枯れた
その羽で


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空の断片

ここから始まる一日がある
ビルの隙間から覗く青空を
心の鏡にそっと映して
記憶の隅に焼き付けよう

街の中にも風はある
遠い日に過ごしたふるさとの
草の香りはないけれど

足音を響かせ行き交う人々
合わせられない歩調
取り残された孤独をひとつ
今日もポケットに隠して歩く

それでも空はここにある
コンクリートに囲まれた
四角いばかりのビルの上にも
希望に繋がる空はある

小さく切り取られた青の断片
いくつも胸に重ね合わせて
夢の続きを始めよう

急ぎ足で時が流れる
都会の狭間に佇んで
わたしは空と戯れる

ふるさとに繋がる大空に
心を映して溶け込んでいる

空よ
遥かなる空よ

灰色の砂塵にまみれても
せめて信じていたい
いつか夢を叶える
虹の架け橋の掛かる日を



2008空の光p2-01

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