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いつか満天の星空の下で

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不滅の鳥

碧深き森の影から白い月が姿を現わす
目覚めるがよい 不滅の鳥よ
日毎この日を待ちわびていた

人々は静かな眠りに就いて
魂だけが流離い始める
意識の奥の世界こそ
真の想いが渦巻いている

着飾る言葉を葬れば
月の光は降り注ぎ
この世に魔力を授かりし
太古の鳥は目を覚ます

雲に隠れてしまわぬうちに
青き翼を見せてくれ
月の光に照らされて
ともに時空を翔け抜けよう

碧深き森の影から妖し気な月は微笑む
羽ばたいておくれ 不滅の鳥よ
君もこの日を待っていたはず

自由自在に飛べる日を

透けるほど白き満月の夜を


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人形のワルツ

人々が眠りに就いた頃
動き始める人形の夜

涙に染まった青い目と
少女の好きな赤い服

細いヒールの靴を脱ぎ
ブロンズの髪を靡かせて
いつか遊んでくれた日の
ワルツをひとり踊りましょう

古びたチェストの晴れ舞台
舞い散る埃の紙吹雪

思い出置き場の棚の上
あの子の笑顔を胸に抱き

誰も知らない真夜中の
主を亡くした部屋の隅
月の光に抱かれて
ワルツをひとり踊りましょう









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幻想の森

いつのことか思い出せるほど
身近な記憶ではなく
それは遥か彼方に眠る
魂に刻まれた愛の痕

目の前に広がる緑の木々
朝靄の中に佇んでいた人影
やさしく繰り返す手招き
懐かしい歌声

夜毎見る夢
想いは募る

夏の夜
幻想の森にひとり彷徨い
夜明け間近の奇跡を祈る



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