キャッシング用語

いつか満天の星空の下で

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寂しい錯覚

まだ 信じられないのです
あなたのいない部屋を

いいえ本当は
気づいているのです

空の上からも
ここが見えることを

もしかしたら
同じ時の中で
世界は重なっていて

あなたから見れば
わたしはカラダという幻を借りた
胎児なのかもしれません

来世へ生れ堕ちることに
まだ気づかずにいる

取り残された寂しさは
きっと錯覚

哀しむことはないのでしょう
心に寄り添うのなら

ひとりではないのです
鏡には映らないけれど

温もりはいつまでも
この胸に



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星降る夜の光の中で

少女の胸には硝子の欠片
キラキラ光る哀しい欠片
眠れぬ夜の心を突いて
蒼い涙の血を流す

忘れられない冷たい記憶
投げつけられたいくつもの石
平和に見える仮初の街
膝を抱えて泣いている

流れ星降る夏の夜
少女は夜空を仰ぎみる
流した涙を捧げては
誰もがやさしくなれるよう

すべてが天に導かれ
微笑みに満ちる夢の中

硝子の欠片の哀しみが
星の光に包まれる



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アルバム

あなたと過ごした年月の
角の削れたページには
色褪せるほど遠い日の
写真が並んでいるのです

記憶の隙間に紛れこみ
忘れかけてた微笑みや
若いあなたに抱かれて
口を尖らせた後悔が
アルバムの中に散らばって
胸を切なくするのです

時計の針を戻せたら
そこには風がそよぐでしょう
野道で摘んだすみれの花の
やさしい香りがするでしょう

真っ白な雲が流れたら
きっと翼に見えたでしょう
あなたと眺めたふるさとの
果てしない空を往くための

背表紙のとれたアルバムの
その一頁をめくるたび
気づかなかった過ぎし日の
愛の欠片を見るのです


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