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いつか満天の星空の下で

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空の断片

ここから始まる一日がある
ビルの隙間から覗く青空を
心の鏡にそっと映して
記憶の隅に焼き付けよう

街の中にも風はある
遠い日に過ごしたふるさとの
草の香りはないけれど

足音を響かせ行き交う人々
合わせられない歩調
取り残された孤独をひとつ
今日もポケットに隠して歩く

それでも空はここにある
コンクリートに囲まれた
四角いばかりのビルの上にも
希望に繋がる空はある

小さく切り取られた青の断片
いくつも胸に重ね合わせて
夢の続きを始めよう

急ぎ足で時が流れる
都会の狭間に佇んで
わたしは空と戯れる

ふるさとに繋がる大空に
心を映して溶け込んでいる

空よ
遥かなる空よ

灰色の砂塵にまみれても
せめて信じていたい
いつか夢を叶える
虹の架け橋の掛かる日を



2008空の光p2-01

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約束の木の下で

そっと そっと 耳を澄まして
ここであなたを待ちましょう

ふたりで過ごした日々のよう
切なくやさしい歌声を
風が運んでくれるから

交わした言葉を夢で包んで
胸の奥に温めながら
ときを知らせる鐘の音を
遠く木陰で聴きましょう

そっと そっと 耳を澄まして
ここであなたを待ちましょう

愛しい足音が彼方から
草を掻き分けやってくる
ときめきを心に描いては
この約束の木の下で


*~*~*~*~*
2008年空の光P2-7
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