キャッシング用語

いつか満天の星空の下で

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やさしい幻

モノクロームの思い出の中で
少年の姿のあなたが
寂しそうに微笑んでいる

そっと手招きしてみましょうか
日に焼けた顔を覗きこみ
不思議そうに首を傾げた
清らかな瞳に心重ねて

ここへおいでよ もう一度
二人遊んだ公園に
真夜中の時を乗り越えて

きっとこれは夢のできごと
月の光を浴びながら
記憶の欠片が繋がり始める

夜に目覚める遠い日の
泣きぬれたころの切なさは
やさしい幻に抱かれている


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彷徨いの森

それが幻想の世界だとしても
森は静かに生き続け
せせらぎの川には
溢れる光が踊っている

この足を踏み入れたのは
いつのことだっただろう
古ぼけた記憶の片隅に
まだ残ってはいるけれど

彷徨いの森
あなただけを想い
生まれ落ちる前に交わした
約束のように
巡りあえることだけを信じ続けて

森の命に戯れている
愛しき気配を待ちながら


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