キャッシング用語

いつか満天の星空の下で

     copyright ©2003 -2017いつか満天の星空の下で all rights reserved

故郷

流れゆく川よ笹舟を運べ
遠い故郷を目指し
指先から旅立つ心の欠片を乗せて

初夏の眩しい朝の光よ
白い帽子の少女は
いつまでも
同じ空を仰げるものだと信じていたね

人影もなく寂れた町を
遠く聳える山々が守る
雨上りの川の水面に想い出だけが煌いている

せめて笹舟よゆけ
まだ 帰ることのできない心の欠片を
静かに運んでおくれ

幾つも幾つも流す笹舟

故郷へゆけ




別窓 | 硝子の林檎 | ∧top | under∨
| いつか満天の星空の下で |