キャッシング用語

いつか満天の星空の下で

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囚われの乙女

誰が知る
知るひとなどいない薄暗い牢獄の中
薔薇の花びらを撒き散らす
囚われの乙女

夜毎響く歌声は哀しく
煉瓦の道に刻まれてゆく
通り行く人々の足音は遠のくばかり
何の因果か記憶の果てに
自分の血筋を辿っても虚しく

愛ゆえに閉ざされた扉
許されぬ想いに棘が巻きつく
せめてあの人の幻に逢わせて
薔薇の花びらを撒き散らす
囚われの乙女

愛と憎しみの牢獄の中に
煌びやかな衣装
見せるひともなく

愛する人へ歌い続ける
囚われの乙女





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002囚われた娘 
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