キャッシング用語

いつか満天の星空の下で

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封印の奥に眠る声

受け継がれた剣(つるぎ)も
人手に渡ってしまい
封印を解く術は闇の中
剣を取り戻すための策略も尽きた

この血に流れる先祖の想い
もはや知ることができるのは
目に見えぬものばかり

あゝ 財宝などいらぬ
ただ血を遡る人々が子孫に残そうとした
その真実を知りたいだけなのだ
鎧ではなく兜ではなく装飾物でもなく
その奥に秘められた思いを

並べられた墓石の裏に刻まれた印の理由
古びた文献のページをめくれど
たどり着けずに引き返す

山奥の人里離れた館の裏に
眠り続ける血の元の声
封印を解くことを課せられた子孫は
いつも地の底に耳を当てて
何かを探り当てようとしているのだ

とても長い月日をかけて








この詩にはモデルがあります。
剣というのは日本刀で
戦争の混乱の最中に命がけで逃げる際
分家に預けた先祖からの鎧や兜や剣など様々なものを
いくら頼んでも返してもらうことができなかったそうです。
お金を積んでもだめだったと聞いています。
その後、心ない人の手によって
どこかへ売られてしまい行方も分からないまま・・・。

小さな山はお墓のための山で、沢山のその家の先祖が祭られていて
とても立派で大きなものでした。
先祖代々というお墓ではなく、おひとりずつの墓石なのです。
ただ、その墓石には記号のようなものが記されていて
その理由は想像できても確証できるものがないとのことでした。
館というのはその一族を守るためのお寺のことで、今でも存在しています。
そういった事柄からイメージをいただいて綴りました。




【100のお題】

第1問:砂の城 
第2問:囚われた娘 
第3問:天界 
第4問:大神殿 
第5問:交易都市 
第6問:喧嘩 
第7問:森の木霊 
第8問:さらなる力
 
第9問:封印 
第10問:頂上 

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