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いつか満天の星空の下で

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森に響く足音

そして夜明けは訪れた
陽が幾度となく沈み
数えることさえやめてしまった朝に
新しい光は舞い降りてきた

遥かな風が連れてくる
愛しき人の歌声に抱かれて
ただ逢えることを信じ
空に祈り続けた日々

残された森で
漂うまものたちに震えながらも
あなたの名を呼び続け
何度も何度も心に記す

ここは地図の上にもない
信じあう魂を抱きしめたまま
歌い続ける永遠の森

あゝ けれど今
確かに聴こえてくる
あなたの履きなれた靴の音が
わたしの心に響きわたる

この身に宿る魂を求め
彷徨い始めた懐かしき気配

風香しき森に咲く花びらの
甘い吐息を身に纏いたい
あなたの心が微笑むように

たとえ声が枯れ果ててもいい
愛しき名を呼び続けよう
誰も足を踏み入れたことのない
この幻想の森で





「野の花」より


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