キャッシング用語

いつか満天の星空の下で

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雪の幻想

行くあてなどなかった
扉を開けて足を踏み出しても
立ち竦んだまま
寂しさが降り積もる夜

それでも
重い扉を開けたのは
この雪に触れたかったから

遠くに霞む街並み
日常を埋め尽くす穢れなき色は
夜を一層際立たせ
喧騒の世界を沈める

蘇る幼い日の情景
雪の上に繰り広げられる
あどけなき戯れ

幻想の世界がキラキラと光を放ち
思い煩うことなど
何もなかったころのわたしが
無垢な色の雪を固めて
佇むわたしに投げつけてくる

冷たくて白いほどに
現実の姿が見えて震える
ときに残酷な雪

頬に投げつけられた雪が
熱い涙にかわり
また 雪を濡らす






.........................

不思議な幻想を引き連れて
白い世界は夜の夢へと
わたしを誘い続ける


2007.01.13





≪追記≫

一昨日と昨日、応募していた事務所より
入選の知らせをいただきました。
ひとつは入選でこれから掲載にむけて取り掛かります。
もうひとつは入選後の最終審査の結果待ちです。(多分)
初めての世界なので、その後どうなるのか分からないのですが
手探りながらも前向きに歩いてゆきますね。





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