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いつか満天の星空の下で

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草原の詩

あなたも思い出しているだろうか
どこまでも続く野の道を
大地を呑みこむ青い空を
菜の花が咲き乱れ
緑の絨毯が風に揺れていた
ふるさとの景色を

遠くに見える大きな木に向かって
よーいどん!で一斉に駆しだしたよね
先に辿り着くのは いつもあなたで
体中で手招きをして 
わたしを待っていてくれた

懐かしい景色の中に佇み
ひとり目を閉じる
風を感じる
ときをさかのぼる

草原に影を映して泳ぐ雲
草の先っぽをくすぐってゆく風
空を飛ぶ自由な鳥は
風と戯れ
あれからどこへ向かったのだろう

記憶の中は いつもやさしい
遠くにそびえる緑の山々
広大な空に守られて
ときはおだやかに流れていた

耳を澄ませば今も聴こえる
琴線に触れる草笛
風の囁き

あなたもいつか思い出してほしい
どこまでも続く野の道を
大地を呑みこむ青い空を
髪に飾ってくれた花冠に
涙が止まらなかった
少女のころのわたしを



+++++++++++++++++


2006.10.24の「草原の詩」を少し長くして書き直しました。
ふるさとの少女のころのイメージで書いた詩です。
田舎で過ごした日々は
心の中にキラキラと煌きを増すばかりです。

それにしても
どうしてあんなに空が大きく感じられたんでしょう。

ふしぎですね。





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