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いつか満天の星空の下で

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時計が空回りする夜は

時計が空回りする夜は
もう逢えなくなってしまった人々の
やさしい微笑みばかりが浮かんで消える

夜の狭間に取り残された
小さなベランダから見上げる星空は
あの頃と何も変わってないのに

ねぇ
空の上は寂しくないの?
そんなに広いのに
わたしはここにいるのに


時計が空回りする夜は
いつか逢える日を心に浮かべて
微笑みの余韻を抱きしめて眠ろう

夜風の吐息を身に纏い
草の上に寝転んで見たいつかの星を
切り取られた風景に探している

ねぇ 
空の上は寂しくないの?
わたしのことも
そこから見てるの?


時計が空回りする夜は
心の中に眠るやさしい想い出を
夜空にそっと捧げよう

やさしい想い出だけを
捧げよう







2005硝子の林檎に保存していた詩です。
書き直してアップしました。
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